マンション見学

先週、日曜日の昼下がり、自宅に1本の電話がかかってきた。よくあるマンション販売宣伝の電話。ちらっと話を聞いてみたところ、今住んでいるところからそう遠くなく部屋の広さも手頃な感じだったので、「じゃあ見るだけ」というありがちなパターンで現地へ行ってみることに。
新築マンションを見に行くなどというブルジョアチックなことをかつてしたことがないので勝手が分からないのですが、マンション営業の兄ちゃんてみんなあんな感じなんでしょうか。部屋を見るだけということで行ったのに、部屋はなかなか見せてもらえないんですよ。まずはアンケートと称した個人情報記入用紙への記入を求められる。不動産業界の方に個人情報を渡すのは抵抗があったので断りましたけども。営業マン曰く、「じゃあ今日お話しさせて頂いて、ご信頼を頂けたら書いて頂ければと思います」だそうで。
で、そこから営業のマシンガントークが始まります。最近のマンション販売事情から始まって、その営業マンの経験談、沿線ごとの人気、立地条件及び間取りと販売価格の関係、最近の金利動向、果ては自分もマンションを買おうと思っているが条件で悩んでいるとかなんとか。マンション見に来た目の前の客に物件勧めずに、なんで自分が買うかどうか迷っている話を延々としているのか分からない。
1時間過ぎてもまだ彼は話し続けている。退屈。1時間15分経過。立ち上がって一言。
「もう帰っていいですか」
焦る営業マン。「あ、じゃあお部屋の方を見るだけでも」って、もう遅いよ。部屋見に来た人間に、何故まず最初に部屋を見せないのかが全然理解できない。話の途中で飽きていることが分かるようにちらちら時計見てたのだけど、そういうこちらのサインにも全然気付かない様子だったし、自分1人で喋り続ける自己満足トークにもついていけない。
というわけでさくっと帰ってきました。話し続けるのも体力いるだろうし、もっと早く切り上げてあげた方がよかったかしらん。