「glee/グリー」シーズン2視聴

HuluからNetflixに乗り換えて、「glee/グリー」シーズン2を見終わった。よく海外ドラマにハマるって人の話を聞くけど、確かにこういう素晴らしいのを見ちゃうと、日本のドラマは浅くて安っぽく感じるという意見にも同意してしまうほどの迫力がある。
glee」は高校の合唱部が舞台なだけあって、各回の話中に何曲もパフォーマンスが入っていて、しかもそれらがどれもハイレベル。基本的には同じ楽曲を何度も演奏することがないので、毎回異なるパフォーマンスを楽しめるのがすごい。連続ドラマだから、これ毎週テレビで放映されてたってことだよね。出演者もすごいよほんと。
ドラマの内容もアメリカ社会が直面している様々な課題が織り交ぜられており、それらが絡み合った人間模様が興味深い。単なる高校生の友情や恋愛にとどまらず、人種差別、いじめ、LGBT、妊娠、出産、障害、学校内のヒエラルキー、縄張り争い、飲酒、ドラッグ、都市格差など、1話の中でも展開が早く濃密で飽きない。1話約45分で、各話3回以上は見ている。
アメリカのドラマは脚本家が日本のように1人ではなく、複数人でチームを組んで回していると聞いた。コンテンツ制作体制の違いもあるのだろうな。
このドラマはシーズン6まであって、次はシーズン3。シーズン5の途中で主演の一人がリアルで亡くなったと聞き、ストーリーも途中で変更せざるを得なくなったそう。見る前の今からもう切ない。メインキャストが亡くなったのに次のシーズンをやっちゃうのがすごいけども。