踏ん張りどころ

珍しく仕事の話。
踏ん張りどころ、というのがある。今回がまさにそれ。
何の準備もないところから突然展開を始めたプロジェクト。目の前には乗り越えるべきいくつもの山。初日。当然のように準備は間に合っておらず。でも処理すべきデータは降ってくる。暫定機での一部運用に加え、人海戦術で恐るべき手作業をこなしつつテスト環境を構築。
いろんな関係者への折衝。目の前に広がる重要かつ膨大なデータ。処理のために複雑な手順が必要だけれど、ひとつもミスが許されない。
今回の業務設計は誰にも任せられない、自分にしかできない仕事。進捗報告だけはこまめに。テスト機の環境構築、検証、本番機の環境構築、暫定機からの環境移行、数時間に及ぶ最終レビュー。どれもが強い緊張を伴う作業。意識して深く深呼吸をしながら進む。こういう緊張感て、今までにあったっけ?
そして。もう本番用のあのボタンを押せばOKという段階へ。あとは週明けを待つばかり。作り上げたら終わりという仕事ではないのでまだまだ気は抜けないけれど、今日のところはほっと一息。