回復待ち

弱った身体と心で孤独と向き合う数日。
自分を受け入れてほしいと主張し、自分のわがままさ、傲慢さ、配慮のなさに自己嫌悪を繰り返す。いつもそうだ。圧倒的な孤独感から逃れたい。もっと強く、広く、大きく。
 
演劇集団キャラメルボックス成井豊氏が「クロノス」公演にあたって書いた「孤独な者よ、立て!」という文章がある。僕はこの文章が好き。以下一部引用。


淋しさは力だ。
孤独な人間は、何かをするパワーを心の底に溜め込んでいる。

(略)

臆するな。立て。君には何かを成し遂げる力がある。

全文はこちら。
 
あと何日かすれば、またバリバリ動けるようになる。そうしたらまた各種トレーニングをやり直す。今までせっかく鍛えてきたのに振り出しに戻った気分。楽器の練習もやり直しだ。年明けからチューバの強化練習をして、ちょっとよくなってきたと思っていたところだったのにな。タイムロスしてしまったけれど、まだ取り返しがきく時期。本番は5月。おれはやる、できると自分に言い聞かせる。身体を鍛え、楽器の練習をして、踊りのレッスンに行く。
 
どんなに渇望しても手に入らないものがある。それでも自分を曲げられない。