快復中 / 優先席

日常

足はだいぶよくなってきました。まだ右足の爪先に力はかけられないけれど、もう松葉杖使わなくてもびっこ引いて歩けるくらい。会社に行くときは一応補助として松葉杖１本だけ使っているけれど、うちからすぐ近所のスーパーに行くときは両手を解放して歩けるところまで快復。
ただ、１週間ほど前から風邪を引いてしまい、こちらがなかなか快復しない。症状は咳だけ。もうだいぶよくなってきたものの、夜に咳で安眠を妨げられるのが困る。咳のしすぎで脇腹が痛い。腹筋じゃなくて脇腹ってなんでだろう。脇腹の筋肉は今まで鍛えられてこなかったからかな。
友人の薦めで咳によく効くというかりん酒をネットで注文。地元のスーパーや酒屋で探していたのだけれど見付からなかったのでネットで。
幼い頃小児喘息持ちだったこともあり、大人になってからも風邪がひどくなると喘息が出ることがあるのだけれど、今回は咳がひどい割りに喘息ではないのが不幸中の幸いか。喘息の咳は呼吸すら困難なことがあるからね。
　
そうそう、先日電車に乗って会社に行く途中、松葉杖で優先席前に立っていて、でも誰も譲ってくれないというよくある状況だったときの話。途中の駅で僕の目の前の男性が降りたので、座ろうかと身体を動かしたとき、僕の隣に立っている女性が妊婦さんであることに気付いた。「どうぞ」迷わず譲る。僕は松葉杖をついているけれどもう治りかけだし、きっと妊婦さんの方が大変だと思うから。彼女は僕の松葉杖姿を見て一度は遠慮したものの、僕に座る意志がないと分かると、恐縮しながら空いたシートに身体を埋めた。
松葉杖の男性と妊婦の女性が席を譲り合う間、残りの優先席に座っていた健常者と思われる乗客は沈黙したまま座り続けていた。ねえ、僕の感覚ではこれはどう見てもおかしいよ。「席を譲ってほしい」とはっきり声に出して主張すべきなんだろうか。