"DEPARTURE" 公演終了

8/20, 21の2日間、計4回の公演が終わりました。会場に足を運んで下さった皆さま、本当にありがとうございました。たくさんの友人が来てくれて応援してくれたことに大感謝。
反省はすべき点はもちろん色々あるけれど、この公演のために毎日自分の限界に挑戦してきた練習の成果は出せたのではないかと満足しています。今は本当に放心状態で、完全に気が緩んでます。
本番が4回もあるというのは初めての経験で、自分の心持ちや演奏の出来、お客様の反応が毎回異なるというのも未知の体験。初回の本番直前は、吐きそうなくらいひどく緊張していました。始まってしまえば集中して突っ走るだけなので気にすることはないのだけれど。僕が本番で心がけたのは、ノリと勢いではなく冷静に自分の仕事をすること。集中して気持ちを込めて演じること。
 
公演後のロビーで、CA入団前より僕を知る何人もの方から「印象が変わった」「明るくなった」「かっこよくなった」ということを口々に言われて、ああなるほどそうかもなあと素直に思いました。CAと出会うことで今までの自分の殻を破ることができたし、CAという団体の持つパワーが僕にも宿ったことを感じています。本公演をこなしたという自信がそうさせているのかも知れません。
これまで本当に頑張ってきたのと無事終えられた安堵感で、公演後の打ち上げでは不覚にも涙が。こんなことは初めてで自分にびっくり。
 
本番中の事故。
実は、右足の第2指を骨折してしまいました。
2日目昼の部の本番中、前半最後の曲中に他のメンバーと接触して右足の第2指を激しくねじってしまう事故。前半を終えて楽屋に帰ってきたら、第2指が中指と半分重なってた。ありえない。休憩中はアイスノンで冷やして後半をこなしたものの、痛みは治まる気配がない。まだ本番があと1回残っているので、スタッフに氷を買ってきてもらい、テーピングで応急処置をして後はひたすら冷却。まともに歩くことすらできない。でも、本番はなぜか動けるのが不思議。
骨折と分かったのは、翌日である今日病院に行ってから。その時に知っていたら動けなかったかも。折れていると言われると余計に痛くなるので。今日からしばらくは松葉杖生活。
 
さて、"DEPARTURE" 公演の終了は、暑くて熱い夏の終わりを意味します。夏は終わるけれどCAとしての活動はまだまだ続く。もっともっと高みを目指して。感動を一人でも多くのお客様へ伝えるために。
僕は、今回の公演を無事(じゃないけど)終えたことで、やっと本当にCAの一員になれた気がしている。「新人」のレッテルを外して、今後もCAとともに。