三重苦

楽器、フラッグ(カラーガード)、ダンスがどれもできない。三重苦ですよ。
チューバは昨日で2回目。息の使い方を意識して腹式呼吸でたっぷり吸い、低音を中心にロングトーンをしよう。今は4拍しか伸ばせない。キーワードは「シャボン玉」と「あったかい息」。まだ全然吹けないけれど、たぶんチューバは練習さえしっかりやれば吹けるようになるんじゃないかと。いきなりは無理だけれど、段階さえ間違わずにきちんと踏まえていけばよいのではないかと。
勝手に考える方向性というかコンセプトとしては「主張するチュービスト」でいきたい。縁の下の力持ちなだけではなく、存在をアピールできる奏者でありたい。まずは基礎練。低音のロングトーン。
 
フラッグは個人練習用に1本借りて帰ってきた。基礎練をするのだ。鏡がほしいなあ。どこかに鏡代わりになる場所あったかな。夜の駅前あたりに。探してみよう。
ダンスはもう壊滅的。楽器は一応トランペット経験があるし、フラッグは初体験ではあるものの学生時代にマーチングをやっていたときに近くで振っているのを見ていたから、雰囲気は多少分かる気がする。でもダンスは完全に未経験で、今までほとんど目にする機会もなかった。鏡に映る自分の姿があまりにみっともなくて直視できない。合宿かどこかで基礎の特訓をしたい。少なくともダンスはまだ個人練習に入れる段階になっていない。
練習後、周りの方々から「焦らなくて大丈夫。1年くらいやれば自然に動けるようになりますよ」とか言われるのですが、えー、だって4カ月後に公演があるのに1年かけてもいいんですか。それに、基礎練にさえついていけない自分が許せないのです。難しい動きや高度なテクニックはともかく、基礎だけはきちんと押さえておきたい。
 
指導者の立場としては、いかに全体のレベルを上げていくかを常に考えていると思うし、特に最低レベルの水準にいる人間に対して早く育ってほしいと考えていると思う。新人の存在がバンドの足を引っ張ることは極力避けたい。「新人」である期間はできるだけ短い方がいい。いつまでも新人ではいられない。焦りすぎは確かによくないけれど、初心者を脱するのは早いに越したことはないと思うのです。