「EVOLUTION」公演終了御礼


the CRAZY ANGEL COMPANY(以下CA)の本公演、「CA SOUND PERFORMANCE vol.7 “EVOLUTION”」が無事終了致しました。ご来場の皆さま、関わって下さった皆さま、本当にありがとうございました!

今回の公演は2部構成。第1部は新作「Burning Beats」、第2部は「LIVE雅咆2012〜青嵐ノ陣〜」。いかがだったでしょうか。
アンケートで頂いた感想は概ね好評で、安堵する部分がある反面、まだまだ反省して磨いていかなければならない課題も多いと感じています。

さて、今回の稽古期間は本当にきつくてしんどくて、全く余裕のない期間が続いていました。公演後燃え尽きて、この終了報告を書くのに1週間も経ってしまいました。

第1部「Burning Beats」について

精神的に最もしんどかった一番の要因は、第1部の新作「Burning Beats」。走り回り吹いて踊って旗を振る、全員が全部やるというカンパニーポリシーの原点となるハードな挑戦的舞台。管楽器10人の選抜メンバーとピットチームによる演目。
新作ということで、初めてのものを生み出す苦しみももちろんあるし、なかなか仕上がってこない焦りもありました。これまで、CAの公演は基本的にCAの作曲家陣がCAのために書き下ろした曲を演奏していましたが、今回は外部の方のロックミュージックということもあり、なかなか体に馴染んでいかない感覚がありました。公演1カ月前になっても暗譜が終わっていないとか、こんなの初めて…。朝も夜も移動中はひたすら音源を聴きまくり譜面を見まくり、公演2週間前になってやっと暗譜が終わりました。
加えて動奏の多さ。動きながら演奏するというのはCAではよくあることですが、今回のステップの難易度は半端なかった。特に「the 7th again」の動奏はCA史上最高難度のステップといわれ、本当に苦労しました。ステップで動く拍と演奏のフレーズが一緒とは限らないからね…。
そんな様々な苦労があっても、選抜メンバーで構成された舞台はある種の安心感がある。ギリギリのところでも踏ん張れるのは信頼できる仲間がいるから。空中で旗が接触しても落とさない。うっかり普段と違う動線を使ってしまってもフォローし合うなど、本番中のコンタクトもよかったのではないかと。
作品自体は今後も熟成させつつ、新たな演目ブランドとして成長させていくみたいですよ。

第2部「雅咆」について

第2部は復活の演目「雅咆」。こちらは2006年から進化を重ねてきた演目ということもあって、第1部と比較して舞台上での安定感が高かったように思います。個人的には旗のドロップという痛恨のミスもありましたが…(>_<)こういうひとつひとつのミスが全体の質を下げてしまう。反省。
「散花舞」で長棒を使った演舞のソロを頂きました。2011年9月の「桃太郎」公演で、長棒を武器として使ったので、これを活かして。桃太郎の猿田彦役は別として、パフォーマンス系のソロはこれまで意外となかったので、いい経験を積ませて頂きました。

身体作りについて

この公演期間、体型をほめられる機会が多くてうれしかったです。「筋肉ついたね」「背中のラインが芸術的!飛び込んでいきたい」「二の腕に惚れ直しました」等々。冬から春にかけての筋トレと、春先から本番までのダイエットの成果が目に見える形で出たのはよかった。公演前の3カ月で、体重を5キロ、体脂肪を5%落としました。体重66キロ、体脂肪率13〜14%。体脂肪率が15%を切ると、筋肉のラインが見えるようになり、腹筋も割れて見える。体脂肪率は目標水準に達したけれど、身長180センチに対して体重がちょっと軽すぎるように思うので、筋トレは継続していきたい。体重68キロで体脂肪率12%くらいにしたいかな。

改めて感謝

横浜に足を運んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。
お客さんのたくさんの笑顔と拍手を頂き、パフォーマーとして本当に幸せな時間を過ごすことができました。また、関係の公演スタッフの皆さんにも最大限の感謝を捧げます。いつもいつも思います。パフォーマーだけでは公演は打てません。支えて下さる皆さんのおかげで舞台に立つことができるのです。ありがとうございました!

  the CRAZY ANGEL COMPANY
  パフォーマー 根元謙太郎
  公演特設サイト:http://www.crazy-angel.com/evolution/