東北地方太平洋沖地震の起きた日

まさか大地震で自分が帰宅難民になる日が来るとは。もし職場にいるときに大地震が起きたら帰宅できないと思ってはいたけれど。
2011年3月11日（金）14時46分頃発生した東北地方太平洋沖地震。最大震度は宮城県栗原市の震度７。僕の住む東京は震度５強。そのとき、僕は職場のビルの１階にいた。比較的新しいビルで、耐震設備が整っていると聞いていたので心配はしなかったが、あまりの大きく長い揺れに、とんでもない地震が起きていることは分かった。鉄柱が大きく揺れて何かにあたり、カンカンと音を立てていた。揺れはなかなか収まらず、居合わせた人は皆騒然としていた。
エレベーターが停止したビルで階段を上って職場に戻り、家族と職場関係、身の回りの友人たちの安否を確認。電話はほぼ繋がらない。携帯メールはドコモが一番繋がり、auが一番繋がらない。ソフトバンクも遅延。Gmailは完璧。最新情報はTwitterとUstreamで入手。
お台場方面で煙が上がっている。「テレコムセンターで火事」との情報。本当か？と思ったが、テレビでやっていると聞いたから本当だろう。浦安方面で液状化現象との情報も。
ビルに入っているコンビニは、17時までに１件が閉店。もう１件は開いているもののかなりの混雑。まだ残っている弁当を買って食べる。この時点で、今夜は長くなることを覚悟した。お菓子などの食料を買い込むサラリーマンの姿が目立つ。
地下鉄は銀座線が一番に復旧したが、その後混雑のため運転見合わせ。夜遅くなってから順次復旧。JRは当日中の復旧なし。公式サイトの情報では、「2011年3月11日発生した東北地方太平洋沖地震により、JR東日本管内の新幹線、首都圏、東北エリアについては、本日は運転いたしません。」との掲載。山手線は動かないのか…。
余震が続いている。こんなに何度も揺れるものなのか。めまいのようだ。
自宅がどうなっているか心配だが、動きようがなく職場での泊まりはやむなし。液晶テレビやPCモニタは倒れているのではなかろうか。醤油の瓶が倒れて割れているとかは勘弁。
友人が５時間かけて歩いて帰宅したとの情報を得る。すごいな。夜に５時間歩くくらいなら僕は泊まるよ…。ビルには電気・水・インターネットがあるからね。
さて、ちょっと仮眠しようかな。

（2011/3/14 追記）
テレコムセンター火災は誤報だったようです。すぐ近くのビルが発火性物質が燃えたとか。