バク転講座2回目

バク転講座2回目。前回に引き続きパーソナルレッスンです。
前回は1,2,3のタイミングで跳んでいましたが、動きをより単純化してタイミングを取りやすくするため、1,2,3の1を省略して、2で手を後ろにしたところからスタート。結果としては、かなりよくなったと思う。

<注意事項の備忘録>

  • 2裏(沈んだところ)で若干上体を前にかぶせる感じになってよい。上体が後ろに乗る必要はない。ただし腰は引けない。
  • 2裏で手が地面と平行、腰はまだ浮かない。ここで力が溜まった状態になる。
  • 3でタイミングよくジャンプ!(「タイミングよく」が難しいのだ!)
  • 腕の力は抜いて遠心力で回す。力を入れると回らない。
  • 足のけりを上体に伝える。
  • 腕の位置は身体の真上よりももっと後ろ。自分の意識よりももっと伸びてもっと後ろ。上体の力を抜く。力を抜いて上に伸ばすのだ。
  • 腕が先行し、胸から腕を超伸ばす。そして伸びたらゆるまない。伸びたら伸びっぱなし。途中でゆるむな!
  • 胸が浮く感じ。いや、浮くというよりは斜め後ろに引っ張られるように伸びる。ひたすら伸びる。胸の位置が低いと自分1人の時に回れない。高い位置は意識する。
  • 顔を返して地面を見る。弧がずっと続く感じ。

うまくいったときは身体が軽い。この感覚を忘れないように!
着地がうまくいかなかったときこそ重要。回ることを絶対にあきらめない!地面に手が着いたら、腕の力を使って身体を押し返す。舞台では失敗が許されない。100%うまくいかなくても、手を着き、身体を返してやれば形はとれる。失敗に見せない努力をしよう。
今後は精度を上げて、いつでも一定のレベルで跳べるようにしていきたい。
一番最後に5回跳んだうち、講師によるとこのうち3回はうまく跳べているとのこと。残り2回も飛び出しまでは同様にうまくいっている。あとはその先の上体の伸ばしと腕の振り。
肩や上体に力が入っていると何度も注意されました。普段のダンス練でよく注意されていることと同じかも…。
「肩に重い責任感を背負って跳んでいます。もっと力を抜いて自然な流れで跳びましょう」
あ、これはダンスのピルエットと感覚としては同じかも!3の飛び出しがゆるいと回れない。伸ばして身体が描く弧をゆるませず、一気にポンといく感じ。ピルエットも、プリパレーションから立つときがゆるいと回れない。タイミングを合わせて一気に立つ。これだ。
初めてだった前回は、翌日から3日間はふくらはぎと腹斜筋の筋肉痛がひどかったけれど、今回はどうかな。前回よりは多少マシだといいなあ。

そうそう、側転のコツも教わりました。側転の注意事項備忘録。

  • 左足、左手、右手、右足の2つが常に地面に着いている
  • 左足、左手、右手、右足の進む速さは一定。同じリズムで進む。とんとんとんとん。
  • あわてずにゆっくり回る。速く回ったとしてもリズムは一定。
  • なるべく大きく前に進む。まずは左手の着く位置を遠くに。
  • 身体を横向きにすることを考えがちだが、最初は身体は正面、終わったときは真後ろを向く。
  • 足の振り上げも、横ではなく真上に上げることを意識する。

個人レッスンはひとまず今回までで、次回はクラスレッスンに行ってきます。