au初のAndroid携帯発表

auから2010年3月30日に発表された2つのスマートフォンは、auからドコモへ移行する決心をぐらつかせるものではありませんでした。これで心おきなくXperiaに移行できます。
6月下旬にauから発売予定のシャープ製「IS01」は、昨年発売された「NetWalker」を一回り小さくしたような形。シャープはスマートフォンネットブックの中間を行く「スマートブック」という分野を開拓したいらしい。が、第一印象は「中途半端」。折りたたみ式でQWERTYキーボードを搭載しているが、11.2ミリのキーピッチは片手で打つには大きすぎ、両手で打つには小さすぎる。ポケットには入らないし、カバンに入れたのでは電話の着信が分からない。約227gという重量は、電話機として使うには若干重かろう。…と思ったら、通話時はイヤフォンマイクやBluetoothヘッドセットなどを使ったハンズフリー通話になるそうです。発信時ならともかく、着信時にわざわざヘッドセットを装着するって大変だよね。利用シーンの想定が甘いのではなかろうか。なんだか開発者の思いや方向性が伝わってこない。「NetWalker」もあまり評判は芳しくなかったけれど、同じ道を辿るのではないかなあ。
ちなみに、1999年頃愛用していた「コミュニケーションパル」は、キーピッチが14ミリでした。このときは平らなところで両手打ちを前提として、まあまあ打てました。

ここ数年、シャープが世に出すこの種の端末は、どうも痒いところが痒いままな感じがする。爽快感がないというか、すっきりしない感覚が残ってしまう。シャープ自体は好きなメーカーなだけに残念。
なお、同時に発表された東芝製の「IS02」は Windows phone なので、僕の選択肢には入りません。目下の興味は、Xperiaをいつ受け取りに行けるかということ。結局週末の4/3になっちゃうかなあ。