スイカ割り

イベントの打ち上げで行われた花火大会。
その一コマで生まれて初めてスイカ割りを体験しました。昔から一度はやってみたかった!おれ絶対割れる!超自信ある!根拠ゼロ!
「やってみたい人!?」
「ハイハイ!!」
てなわけで気合い入りましたよ。
「最初の人は外した方が盛り上がる」とかのネタ振りは全く頭になし。割るイメージだけを描きつつ。目隠しされて数メートル離れたところに連れて行かれ、棒の先の一方を地面に、もう一方を額に付けて棒を軸に回転すること10回。
 
……。立てん…。
 
ようやく立ち上がり、三半規管が回復してきたところで周りの声に耳を傾け、「もっと前!」「15度左!」などの指示に沿ってじりじりと獲物との距離を詰めていく。十分に間を詰めたところで「そこで真っ向!」との声。最近殺陣の稽古してますからね。心の目でスイカが見えるッ。
よし、いくぜ…!
 
「せいっ!」
 
勢いよく振り下ろした剣の先は、無情にもアスファルトの地面へ。なぜだ。
無念さをこらえて目隠しを外すと、スイカのわずかに右。
うわぁあああ!悔しい…!
 
その後、同じく殺陣をやっているメンバーが何人か挑戦しましたが、これ意外と当たらないものですね。標的はすぐ目の前にあるのに。ここしかないという位置で振り下ろしているのに。最終的には無事に割れまして、スイカはおいしくいただきましたよ。ごちそうさまでした!