楽器を鳴らすイメージ

この前のCAでの合奏は本当に有意義だった。ひとりでは見えなかったことが色々見えてきた。自分が抱えている課題、これからすべきことが分かる。人と一緒に吹くということが大事なんだろうな。うん、すごい。
今までの個人練習で足りなかったこと。それはしっかり楽器を鳴らすイメージ。今までも自分なりに鳴らそうとしているつもりだったけれど、この「自分なりに」が曲者で、実は自分が作った小さな枠の中で吹いていることに気付いていなかった。外で吹いていたから、周りに気を遣ってしっかり鳴らすことにためらいがあったのかも知れない。ひとりでやっていると気付かないことがたくさんある。
今日は「鳴らす」をテーマにロングトーン。すぐバテるし、音も安定しなくて足りないことだらけではあるけれど、確かに今までと違う音が出たし今までとは異なる感触が得られたのは収穫。前に向かう、遠くに飛ばすイメージ。今まで持っていた枠を外し、太く丸い音を。漫然と吹いていてはダメだ。集中、集中。人に聴かせるための音楽であり、そのための練習であることを自覚して吹こう。1日1日が勝負。
こうして文章を書くことも、現状の問題点を把握し、頭の中を整理する意味でとても役に立っている。